小池都知事には2階建て電車より自転車道路をなんとかしてほしい

23区内の自宅から大学まで約6キロの距離を自転車で通学している。

以前は電車通学だったが、最寄り駅からだと3路線乗る必要があるため距離の割に運賃が高く、また乗り換えの時間ロスが多いため、意外に自転車よりも時間がかかってしまうのだ。

だが最大の問題は満員電車だ。あの異常な空間がなぜ許されているのか理解できない。痴漢や痴漢冤罪などの車内トラブルが起きて当然。痴漢を擁護するつもりは一切ないが、あの閉鎖空間に人間を家畜のように詰め込むことを止めなければ痴漢は無くならないだろう。おまけに全ての男性は痴漢予備軍として女性専用車両の存在に「協力」することを求められる。女性専用車両が存在するということ自体が「満員電車も解消できない無能な社会です」と宣言してるようなものだ。電車に乗らなければ通勤通学が不可能な都内の交通事情において満員電車は人権侵害だ。

かなりヒートアップしてしまったが、我慢していても何も変わらないので「嫌なら乗るな」精神でささやかな不買運動ならぬ不乗車運動を始めた。

満員電車から解放される自転車通学は最高だ。夏はクソ暑く、冬はクソ寒く、路上駐車がクソウザくて、自転車道路事情がクソクソクソなことを除けば。

自転車通学で確実に死亡確率は高まっていると感じる。満員電車のストレスで寿命が縮むよりはマシと思うしか無い。それでもできるだけ安全な道を求めて色々試してみた。ちなみに乗っているのはママチャリだ。

最初は道交法を遵守し幹線道路の車道を走っていたが、路上駐車が邪魔だし60キロの車と併走するのは命がいくつあっても足りない。自転車走行が認められている歩道を走れば安全だが歩行者に気を使うし段差が多くて走りづらい。幹線道路から一本入った一方通行30キロ制限の生活道路が比較的安全で走りやすいことに気づくが、そこを抜け道のつもりで飛ばすアホドライバーが結構多い。どうしても自転車通勤通学はリスクと引き換えになってしまう。

そこで小池都知事には是非アムステルダムやロンドンを見習って自転車道路を整備してほしい。満員電車対策には2階建て電車なんてわけのわからないものより、自転車道路を整備して自転車通勤通学を推奨するほうがよっぽと現実的だと思うがいかがだろう。